こんちには工作LEDです!
前回に続き、しまりす堂さんのハイスペック キャンセラー不要ウィンカー球についてご紹介します。
今回は愛車のBL5に装着してみてのレビューをしていきます。
〜目次〜
・本LED球の消費電力
・純正球の明るさ
・装着感とサイズ
・LED球の明るさ
・総評
本LEDの説明、装着前の段階でのLED球についての分析などは前回の記事を参照してみて下さい。
・本LED球の消費電力
この LED球はキャンセラー不要と謳われています。という事は消費電力が純正球同等以上という事なのでしょうか?調べてみましょう。
前回の調査で動作電圧が12.8vなのは分かっています。テスターの故障で電流値が測れなかったんです。
今回はテスターを替えて、測れなかった電流値を計測します。
電源装置にLEDを繋いで、点灯させます。電源線をクランプしたら、電流値計測です。
ディスプレイには2.7Aと表示されました。LEDが爆光なのでディスプレイが読み取りにくいです!
ということは…
動作電圧12.81×動作電流2.7=34.587…
単位はw ワット…
35w(約)って、
めちゃハイパワーです!純正球は21wのはずですからね。
今度は電流値の安定度を見てみます。
電源OFF状態からテスターで計測します。
電源をONした瞬間2.7Aを表示します。そこから約1秒ほどでわずかに2.6Aを示しますが、すぐに2.7Aに戻りました。
常時、安定して明るさを発揮してくれるLED球だといえそうです。
たまに一瞬だけ明るく光って、その後暗くなるっていうLEDもあるらしいですからね。
・純正球の明るさ
LED交換前に純正球の明るさを測っておきます。LED球と比較する為です。
自己ルールで光源とテスターの距離は1mと決めてあります。ライトの正面方向1mの位置に計測位置をマーキングします。
雑ですが、こんな感じです。
マーキングが出来たら、ウィンカーを点灯させて明るさ測定です。
電球なので明るさのピークを捉えるのが難しいです。一番明るいところで、レベル139でした。毎回、照度計の使い方が間違っていますが、目安として捉えて下さい。
・装着感とサイズ
装置は車屋さんに頼んでいます。いずれ自分で作業出来るようになりたいものです。
このLED球、無極性仕様になっているので、付け直しの手間要らずです。
BL5への取付け、スペースが狭くて大変そうでした。いつもありがとう。
このLED球は約60mm長と大きめですが、装着への支障はなさそうでした。また純正球に比べて重いですが、しっかり固定されており、ソケットから落下する心配は無さそうです。
BL5の場合、ギリギリヘッドライト内に収まりました。純正球の位置よりも前に出てきたのが分かります。…分かります?
少なくとも、リフレクターからのぞくオレンジの写り込みはほとんど無くなりました。
・LED球の明るさ
さて、本題の明るさテストです。
先程と同様にマーキング上で一番高い数値を測定します。
明るさレベルは362!そりゃ眩しい訳です!
純正球の3倍近い数値です!
リフレクターで光を集めて、遠くまで光を飛ばしていますね。
BL5の場合、正面よりも斜め前(感覚的には約15°から60°くらい)の方がより明るいようです。
夕方に作業したのですが、ウィンカーの光を周辺の建物を照らしているのが確認できました。
・総評
このLED球の購入を検討されている方には、「迷わず買ってください」と言いたいです。本当にオススメです。
明るさは爆光レベルで、自己満足度は上々です。爆光って気安く使われますけど、このLED球こそ、この言葉が似合いますね。
そのくらい明るい…というか眩しいです。リアウィンカーに入れたら、後続車に怒られるかも!?
前回の分析で心配していた色味についてですが、装着したら気にならなくなりました。ウィンカーと遜色ない色味で光ります。夜間に運転中、ウィンカーをつけると標識などに反射した色味を見ると、ややパステル調に見えるくらいです。
あとは耐久性を観察して行きます!
ステキなLED球をありがとうございます!
しまりす堂さんのLED球紹介ページはこちら
追記:装着後約1年後に片方が不点灯になり、純正に戻しました。真夏の昼間に起きたので、熱による不具合を予想しています。短い期間の使用でしたが良い球でした。