こんにちは工作LEDです!
愛車をレガシィ BL5に乗り換えて、約7000㎞走行してきました。
自身のレガシィ 歴としては2台目ですが、やはりいい車だと実感しています。
ただ、登録から10年以上経過しており、時代を感じたり不満が出てきている今日この頃です。
特に気になっているのが、たまに発生するエンジンルームからの異音です。
小さいアクセル開度で加速している最中に「ガー」と音がします。
これが結構な音量で、オーディオが鳴っている車内でも聞き取れる程です。
アクセルを強く踏み込むと鳴り止みます。
たまにしか鳴らないので、車屋さんに見てもらう事も出来ず、自分なりに原因を考えてみました。
疑ったのはATとタービンです。
低コストでメンテが出来るものとして、まずATに絞って考えることにしました。
現在の問題点(AT起因と思われるもの)
・小さいアクセル開度で加速中に異音がする
・2-3速間変速時の減速感
・登坂でキックダウンせず失速する
いずれも以前乗っていたレガシィ BLEでは気付かなかった問題です。
ネットで色々な記事を見る内に、ATが性能を発揮出来ていないのでは?と考え、先人の方達が試しているATF添加剤を試してみることにしました。
色々あって悩みましたが、購入したのはこちら。
ワコーズのATプラスと言うATF用添加剤です。
ネットでの記事の数が多かったのと、歴史あるブランドということで選びました。
パッケージには変速フィーリング向上剤と謳っています。
導入にあたり、気になった事が同時にATFを交換するかどうか。
先人の方達はほとんどがATF交換に併せて添加剤を使用しています。
ただ私のBL5は中古で購入しており、ATFの交換歴が定かではありません。
既にODO約80000㎞走行しており、今から新油を入れるのは危険と判断しました。
ネットの情報を簡単にまとめるとATの内部はギアとプレート、それぞれの間で動力を伝達させるATFが入っているそうです。※間違っていたらすみません
クルマの走行距離が増えるに従って、
ギア、プレートは 伝達能力が下がっていく
ATFは 伝達能力が上がっていく
ことで、伝達力のバランスが取れているそうです。
仮に規定交換サイクルを大幅に超えてからATF交換を行った場合、
ギア、プレートは 伝達能力が下がっている
ATFも 新品になり伝達能力が下がる
ことで伝達力のバランスが崩れてしまう(ATが滑る)恐れがあるという事らしいです。
よってATF交換なしで、添加剤のみ投入します。
投入は簡単で、ATFレベルのゲージが刺さっている穴から入れるだけです。
結構エンジンルームの深い所にあるので、チューブの先を差すのに苦労しました。※火傷に注意してください。
チューブから全量出し切るのに3分ほど掛かったように思います。
投入してから、念のため油量を確認したら実走行してみます。
結果、効果を感じる事ができました。
体感した効果(体感した順)
・交換後2kmで問題の異音発生
・3kmまでは体感出来ることなし
・徐々にトルク感が向上しているように感じる
・10%程の登坂でキックダウンなしに登れる
・普段通りの運転すると10㎞/hほど速い感じ
・アクセル抜いた時の減速感が小さい
・変速のスピードが向上し、減速感軽くなる
・各ギアのシフトアップ時期が早まる
・登坂でキックダウンしないのはそのまま
・冷間時のシフトアップ時期も早くなる
走行3㎞頃から、低速トルクが盛り上がっている様な感覚が出始めました。
実際トルクが向上したのか登坂が楽になっています。
キックダウンは相変わらず判断が甘いままですが、トルク向上により走りやすくなりました。
シフトアップタイミングは明らかに早まっていますし、アクセルを抜いた後の減速感が軽くなりました。
燃費計での燃費については
交換前 約3500㎞間 10.5㎞/L
交換後 約500㎞間 11.0㎞/L
と良くなっていますが、同じ条件ではないのでなんとも言えません。
ただ上記のように、明らかに軽く走れるようになっていることから燃費にも好影響を与えると思われます。
個人的にはかなりコスパいいなと感じました。
オススメです!